襟作りのコツ

 
 
昨日も気温が上がり 二日連続の暖かな日となりました
午後にはお天気も崩れる ということで
それっ とばかりに布団干し
太陽の恵みをたくさんいただきましたよ
 
制作の方は 襟作りに入っています
 

 
襟を作るとき
表襟と裏襟の二枚を縫い合わせて 襟本体を作るのですが
ここには ちょっとしたコツがあります
 
実は 表襟の幅は裏襟よりも2mm広いんです
「たった2mm?」
と思うかもしれませんが
これが 最終的な仕上がりの大きな違いとなります
 
普通 シャツの襟は倒して着ますので
その分の 表と裏の誤差ということです
 

 
この写真を見ていただくと
表襟が 若干たわんでいるのがわかると思います
この2mm分のたわみを 
自然な形で出してあげることがポイントです
 
それには
台襟に取り付ける部分の 表襟と裏襟の縫い代を
正確に合わせて 仮押さえのミシンをかけることが大事です
これで きれいなたわみが生まれます
 
あとは 台襟を付け 
最後に本体に取り付けて襟を倒すと
とても落ち着きのある襟の完成となります
 
2mmの力 恐るべし!

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